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コラム

Vol.16 漫画「キングダム」に働き方改革の神髄が隠れていた!

前回サッカーの話をしましたが、私がサッカーの他に夢中になっているものが漫画「キングダム」です。

舞台は中国・春秋戦国時代、秦の始皇帝が中華を統一していく中で一人の少年が中華全土を代表する大将軍へと成長する姿を描いた史実に基づいた物語です。

この中で、私が最も心を揺さぶられた一話を紹介します。単行本第46巻・第494話「地下牢の賢人」で地下牢に閉じ込められた法律家の李斯(りし)が左大臣である昌文君(しょうぶんくん)に問いかけるシーンがあります。

李斯「昌文君よ、そもそも法とは何だ?」

昌文君「刑罰をもって...人を律し治めるものだ...」

そこで李斯は昌文君の意見を退けこう言います。

「”法”とは願い!国家がその国民に望む人間のあり方の理想を形にしたものだ!」

私は雷に打たれたような衝撃を受けました。

この考えこそ「働き方改革」とそれを促進する「働き方改革関連法」ではないでしょうか?世間で認知されている「働き方改革」は「残業はしてはいけません。でないと罰則がありますよ」が大半かと思います。実際に経営者の方と話をするとこのようなイメージを持っている方が多いです。

ここで「法とは願い」という観点で見ると残業について言えば「早く帰ってしっかり休んで欲しい」「早く帰れる工夫をしてほしい」と言い換えることができます。

法律を否定形で捉えるのでなくその根底にある「願い」を考えるつまり肯定形で捉えると納得感が得られると思います。

ご自身の社内にこんな掲示はありませんか?

「トイレを汚すな」
「ゴミを捨てるな」

この掲示に込められた「願い」は「綺麗な状態になっていて欲しい」「綺麗な状態を保つ気づかいのある人であって欲しい」だと思います。

人間の心理とは不思議なものでやってはいけない、こうなってはダメだと強く思えば思うほど脳はそれをイメージしてやってしまいます。小学生の頃、学校の先生に「廊下を走るな」と叱られませんでした?この場合、言われた方は「廊下を走るイメージ」が浮かびまたすぐ廊下を走ってしまいます。

また、否定形で捉えると誰がやったかの犯人探しになったりなんでできないのだと原因を探しがちになります。一方で願いに着目した場合、どのようにしたらできるのかなどやり方や方法を探すようになります。

似ているようですが結果は全く違うことになります。特に組織の問題を扱う際は顕著です。今や様々な価値観が存在する組織では原因を特定して改善策を見つけるやり方では解決できなくなっています。

願いや肯定形で捉え進めていくことで理想の状態になったときにはもともとあった問題や隠れていた問題さえも一気に解消されているなんてことが実際に起こります。

今回のコラムをきっかけにして自社内にある掲示を注意して見て欲しいのと「働き方改革」を肯定形で捉え自社の理想の姿をしっかりイメージして会社や社員のあって欲しい姿を表現してみましょう。

そうすることで社内の「働き方改革」の取組がより加速していくと思います。

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