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コラム

Vol.14 当たり前だけどできていない、睡眠を考える

人間の活動にとって「睡眠」はとても重要です。
こんなことは誰しもが理解していますが、実際は睡眠の量・質とも不十分な人は多いでしょう。とくにスマートフォンの普及によって睡眠前についつい長時間、動画を見てしまうことはあることでしょう。スマートフォンからでるブルーライトが目に良くない、そして睡眠の質を下げることは言われています。

総務省の調査によると日本人の全年齢の平均睡眠時間は女性が7時間36分、男性が7時間49分。しかし働き盛りにさしかかった35~39歳では、女性が7時間22分、男性が7時間24分と短くなってきます。なかでも最も睡眠時間が短いのが男女とも45~49歳。この年齢層では女性が6時間48分、男性が7時間18分と、かなり睡眠時間が短いことがわかります。
また、OECD (経済協力開発機構) の調べでは、下の表のように日本人の睡眠時間の短さが際立っています。

慶應義塾大学の島津明人教授によると「人間の脳が集中力を発揮できるのは朝目覚めてから13時間以内で、集中力の切れた脳は酒気帯びと同程度、さらに起床後15時間を過ぎた脳は酒酔い運転と同じ位の集中力しか保てない」ということです。

また、労働科学研究所の佐々木司・慢性疲労研究センター長によると「1日の心身の疲労はその日のうちに回復させることが大切。会社が過剰な仕事を命じる場合はもちろん、働く側が仕事に生きがいを感じる場合も同じだ。仕事の緊張や面白さによって、疲労は容易に隠されてしまう。(中略)人間は一晩眠ったとして、肉体の疲労は眠りの前半に回復し、ストレスは後半に解消する。」ということです。
前半の5~6時間で肉体の疲労が回復し、その後にストレスの解消となると毎日5~6時間の睡眠の人は知らぬ間にストレスを貯めていっていることになります。

さらに睡眠不足は脳の怒りの発生源である扁桃体を活性化させ、扁桃体の活動を抑制する前頭前野の機能を低下させるのでパワハラ・キレる・不祥事等のモラル崩壊の引き金になるとも言われています。

企業内におけるハラスメントが問題になっているのであれば企業として従業員の睡眠の量・質を助ける取組みをしてもよいのではないでしょうか。
そして、日本社会にはびこる「寝てない自慢」の風潮を変え、「寝ている自慢」に変えていきたいと私は思います。

目次

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