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コラム

Vol.11 技能実習生制度を別の角度から見てみる。

先日こんなニュースを目にしました。

ベトナム国籍の技能実習生が豚を解体した容疑で逮捕されたが、不起訴処分になったこのニュース。法律については詳しくないので触れませんが、こういったニュースが報道されると「ベトナム人は~」とか「技能実習生は~」という声がでてきます。

ベトナムを訪れた際、技能実習生として日本に来る前のベトナム人に会いましたが、彼らは本当に日本をリスペクトしていて、まじめで、家族のために日本で稼ごうと必死です。今回は彼らの文化を理解し、日本でやってはいけないことをしっかりと教えるということが足りていなかったのかもしれません。

「彼らの文化を理解する」ということは何も外国人に限ったことではありません。日本においても出身地が違えば文化や考え方が違うし、同じ県内でも育った環境が違えば自分とは違う。良いか悪いかではありません。

大切なのは「理解する」というよりも「認める」ということだと思います。

日本は総人口がどんどん減少していき、益々、少子高齢化が進んでいきます。それに加え市場が成熟し、人々の好みが多様化する中で企業に求められるニーズも複雑・多様化しています。

消費者からの多種多様で変化の激しいニーズに応えていくためには企業の中でも多様性を生んでいかなければ生き残っていけません。

では企業内の多様性とは何か?

例えば家庭を持つ人、独身者、育児中の人、介護をしている人、障がい者、LGBTそして外国人です。このような様々なバックグラウンドをもった人々が同じ空間で等しく働いている状況が多様性のある会社、つまりダイバーシティということです。

一つの商品を開発するにしてもそれぞれの立場から全く別のアイデアがでます。その組み合わせが時としてヒット商品を生むことがあるようにサービスや働き方だって同じ事です。

そしてその前に必ずその人のバックグラウンドを理解すること、認めることから始まります。

外国人技能実習生はその趣旨に反して人手不足のための「労働力」として捉えられてしまうことが多いです。あくまで国際貢献の一つとしてこの制度がありますが、別の見方として自社のダイバーシティを促進するための「戦力」として捉えてみてはいかがでしょうか。

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